多彩な特別講義
石膏デッサン重要ポイント講義
素描(デッサン)の基本とも言える“石膏デッサン”を3つのポイントに絞り込んで講義・特訓します。
①構図(画面意識の向上)
②光と量感(光の重要性、全体感の認識)
③ 構造とアングル(像の構造把握と視点によるパースの理解)これらは石膏デッサン以外(静物や卓上、人物、構成デッサン等)にも共通する重要なポイントとなります。
色彩ゼミ
デザインや絵画制作において色彩はとても重要です。色の彩度って? 明度って? 原色からなる12 色環とは?補色って何? 同時対比や色相対比って? などなど…。これらの専門知識を解りやすく説明していきます。そして実際に自分で色を作って、色の仕組みを知ることで制作の幅がぐんと広がります。色で画面をコントロールする上でとても大切なゼミです。
楽しい解剖学講義
人物を描く上で解剖学的な解釈は不可欠です。そのことを踏まえながら、制作時のポイントを解りやすく丁寧に説明します。人体の構造に興味を持つと、人物以外の対象(石膏像や他のあらゆる物)を描いたり造ったりするのに大いに役立ちます。また、視野も格段と広がり、ますます探求心が身についていくはずです。
※現状の入試おいて「人体」に関係する出題は科や専攻に関わらず数多く見受けられます。
描画王選手権
1 作につき30 〜60 分の制作時間で、B5 サイズの描画作品(用紙、素材の選択自由)を合計4 点制作します。そして1 作品ごとに、参加した講師と生徒の投票による順位(ポイント)を決定して、4 作品の合計ポイントにより総合順位を決定します。総合1 位を獲得した人には「描画王」の称号が与えられます。
なるほどパース講義
パースの悩みを解決します。“こういうとき、どう描いたら良いのだろう?”“こんなとき、どう見えるのだろう?”そんな悩みも図解でわかりやすく解説します。きっと“なるほど”とうなずけるはずです。
入試模擬試験
昼・夜間部とも全7 回(4 月〜12 月)の実技+学科模擬試験を行います。月単位の模擬試験は日頃の学習の成果を確認でき、学院全体での自分の位置を知ることができます。合評会では色々な講師から的確なアドバイスを受けることもできます。この入試模試はレベルアップの大きな柱としてとても重要です。
野外授業 風景スケッチ・クロッキーゼミ
時には屋外に出てのびのびと絵を描くことも必要です。近くの公園や山、川に出かけて、興味深いモチーフや絵になるアングルを探してスケッチしたり、動物園での動物クロッキーで動きのある美しいラインを見つけたり‥‥。屋外授業は、普段アトリエでは得られない新鮮さを発見をするチャンスです。